皆さんおなじみのAmazonアソシエイトの審査方法が、2020年2月頃から変更されています。
これにより一部では審査が厳しくなったとも言われていますが、すぐにアフィリエイトを開始できるという点で、申請のハードルはかなり下がっています。
まずは審査の変更点を解説していきます。
目次
変更点
申請直後からアフィリエイトを始められるようになった
Amazonアソシエイトの審査方法が変更となる前は、審査が完了するまでアフィリエイトを開始することができませんでした。
しかし現在は、申請すれば以下のようなメールがすぐに届き、審査なしでアフィリエイトを開始することができます。
〇〇さん、Amazon アソシエイト・プログラムへお申し込み頂きありがとうございます。
Amazonアソシエイトからのメールより引用
現時点で、あなたはアソシエイト・セントラルで作成したアソシエイトリンクを、あなたのWebサイトやSNS(Twitter、Facebook等)に掲載いただくことができます。
Tatsuya
そして、そのタイミングからアフィリエイトリンク経由の購入があれば、紹介料が発生するようになります。
審査のタイミングが変わった
先ほどの申請完了メールの続きに、以下の通りの記述があります。
ただし、アソシエイトパートナーはアカウントを維持するために、アカウント作成から180日以内に少なくとも3つの適格販売(下記「運営規約」参照)が必要です。3つの適格販売が発生した段階で、当社のチームはアカウントに紐づいているWebサイトまたはSNS(Twitter、Facebook等)を審査し、Amazonのコンプライアンスに準拠していることを確認します。
Amazonアソシエイトからのメールより引用
つまり、
審査されるための条件 = 180日以内に3つの商品を売る
で、
Amazonアソシエイトの中の人
というような意味になります。
そして、一応注意しておきたいのは、
上記の条件を満たせば審査に合格できるという意味ではない
ということです。
審査内容に変更はなし
条件を満たした段階で合格ではなく、アソシエイトプログラムに正式に参加するための審査が始まります。
この審査の内容自体は、以前の審査から変わっていないと思われます。
Amazonアソシエイト公式のヘルプページでは、以下の場合にプログラムに参加できないことがあると明記されています。
■ Webサイトが未完成または作成したばかりであるため審査が行えない場合
■ 身元情報が不十分である場合
■ リンクを使用するサイト・目的が不明瞭である場合
■ サイト内の価格や在庫標記により、閲覧者に誤解を与える可能性がある場合
■ 法令または他者(社)の権利に対する侵害または違反がある場合
■ 情報商材コンテンツ、情報商材サイトへ遷移するリンクの掲載がある場合
■ 露骨な性的描写がある場合
■ 紹介料の使用目的が寄付・支援である場合
■ 未成年の方のお申し込み
■ その他の理由で、運営規約に違反するまたは参加が不適当であると当社が判断する場合
プログラム参加申請をお断りするサイト例より引用
審査のことを考える必要はあまりなくなった
審査に通らなければアフィリエイトを開始できなかった以前と違って、今は審査を気にせずにとりあえずアフィリエイトを開始できるようになったので、初心者には嬉しい変更です。
審査自体のハードルは確かに上がりましたが、180日(約半年)で3つの商品を売ることは特に難しいことではないと思うし、3つ売れたころには審査に通過するくらいの基準は満たしていると思います。
また、サイト運営者としては、変更前は「Amazonアソシエイトに合格するためのサイト運営」をしてしまいがちだったのに対して、変更後は純粋に売り上げを上げるための運営ができそうですね。
Amazonとしては審査の負担を下げる目的もあったように思われますが、どちらとってもWin-Winの変更だと思います。